1960年 - 1964年
最初期の漫画連載は4年
続編となる作品の連載の長さ
1965年 - 1998年・2013年
墓場から生まれた幽霊族の少年の物語は今もアニメ作品として人気となってますd( ̄  ̄)
テレビシリーズ第6期の劇場用作品
水木しげる生誕100周年記念作品
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
廃刊間近となっている雑誌記者の山田は、廃村となった哭倉村へやってきた🗞️
「これ以上は踏み込むな」
「引き返してください。警告はしましたよ。」
「何があっても知らんぞ」
鬼太郎、ねこ娘、目玉おやじと遭遇するが、引き返すようにという警告を受けるのだが、その言葉を無視して村へと繋がるトンネルを進む
廃墟の村
大きな屋敷🏚️
病院??
お化け屋敷のような雰囲気
夢中でシャッターを切りながらな記者の山田の足元が崩れ鬼太郎たちを見失ったうえに穴の中へ落ちてしまう(・_・;
「あの男も来とるかもしれんのう」
※ここからはネタバレしかない文章ですので・・・引き返してください、忠告はしましたよ
昭和31年(1956年)の哭倉村
当時の日本の政財界を牛耳っていた龍賀一族の当主である龍賀時貞が死去
この死をきっかけに物語が動き始める
帝国血液銀行に勤める水木
龍賀一族の経営する製薬会社「龍賀製薬」
営業担当であり、時貞の死去を聞いた水木は、東京から龍賀一族が暮らす哭倉村へと向かわせてほしいと直談判d( ̄  ̄)
哭倉村へと向かう電車🚃
車内でのタバコ🚬
咳き込む女の子←抱えてる人形🪆
電車内の電気が消える
白髪の男性が話しだす・・・水木の背後に大勢の霊が映ると電気が灯り白髪の男性は消えている
哭倉村へ到着した水木
下駄の鼻緒が切れてる少女、龍賀沙代と出逢い
そして・・・
長田時弥にも出会う。
よそ者を寄せつけない閉鎖されてる村に来た東京から来た男の存在
水木は龍賀家の邸宅へ向かうと、龍賀製薬社長の龍賀克典や乙米をはじめ一族が集まる大広間へ招かれる😶←緊張感と何者だという冷たい目線が溢れる
亡くなった時貞の遺言書
後継者は??
龍賀製薬の今後は??
水木の思惑
遺言書によると、克典を次期龍賀家当主にしたいという水木の思惑に反し、時貞の長男・龍賀時麿が当主に指名されることになる😳
時麿の気持ち悪さ
地響きのような呻き声が響く
地震のような大きな揺れ
ねずみ男が登場🐭
当主が死んだときの昔からの掟に従い引き篭もる
翌朝
龍賀時麿が死ぬ
何者かに左目を貫かれて死んでいた
そこへ妻を探すためといって謎の男(のちの鬼太郎の父)がやってくる←電車で現れた男でもある
男(鬼太郎の父)は、龍賀家の者を殺した疑いをかけられ、殺されそうになる←調べることすらなく首を切られそうに!?
水木の説得により阻止され、龍賀家の指示により水木の監視下に置かれる←よそ者同士
牢屋の男(鬼太郎の父)
ねずみ男のゲゲって言葉
ゲゲ郎と呼び名をつける
ゲゲ郎(鬼太郎の父)爆誕
犬神家の一族のような凄惨な遺産相続の話が展開
水木は哭倉村にやってきた理由をゲゲ郎に明かす
実は龍賀製薬は、使用した者に多くの生命力を与えて数日間不眠不休で働き続けることを可能にする血液製剤「M」を密かに開発して特定の顧客にのみ販売していた。
Mはその効能により日清戦争以降の日本が行ってきた戦争で勝利に貢献したとも噂されるもの
遺産相続
血液製剤「M」
龍賀家という深い謎
哭倉村の謎
鬼太郎という物語が置いていかれそう
ゲゲ郎から「わたしは幽霊族で、同じく幽霊族の妻を探している」と聞く
妻が数年前に失踪し、この村にいるらしいと情報をつかんでやってきた
ゲゲ郎の妻(鬼太郎の母)の行方
「目で見るものだけ見ようとするから見えんのじゃ。片方隠すぐらいでちょうどいい」
子ども向けと思われがちな鬼太郎の物語が、徐々に点と点が繋がっていく素晴らしいサスペンスホラー作品として大人向けな内容となっているd( ̄  ̄)
パンフレット(紺)
翌朝
牢屋で目覚める水木
牢屋を勝手に抜け出したゲゲ郎
ボートを漕いで村の湖の真ん中にある離れ島へと向かうゲゲ郎。
そこは立ち入り禁止の危険な場所
水木が慌ててボートで追いかけ、離れ島の真ん中には巨大な穴倉があり、その周辺にはたくさんの妖怪たちがうごめいていた!(◎_◎;)
遂に鬼太郎な展開が!?
水木は妖気にやられ
ゲゲ郎が妖怪の協力と共に脱出
龍賀丙江が殺され
彼女の胴体は木に串刺しになり、左目がカラスに喰われていた🐦⬛
水木は龍賀克典から「龍賀一族が作っている血液製剤・M(何日も飲まず食わずで過ごせる秘薬)の生産場所を突き止めてくれ」と依頼を受ける
まだ出世欲が強く金と権力を求める
純粋に水木に想いを寄せる沙代
沙代から「私を東京に連れて行って」と泣きつかれ、水木は一族の秘密を教えろと交換条件を出し了承する
龍賀孝三(一族の次男)との話
飛び降りようとする孝三
ばら撒かれた画用紙
描かれていたのは・・・妻(鬼太郎の母)
そこに!?
龍賀一族の護衛で陰陽師の外道(裏きどう)の使い手・長田たちがゲゲ郎たちを襲う。
このシーンのカメラワーク
作画の動きの表現
神作画と言われるシーン
鬼太郎にも繋がる
ゲゲ郎が長田の部下たちをなぎ倒していく
長田は手にしたドクロから妖怪・狂骨を解放する。狂骨はこの地に宿る怨念が強大になったものでゲゲ郎は倒されて捕まってしまう💀
沙代からの孝三の日記
水木は沙代から一族の秘密の文書(日記)を受け取るが、読んで一族のあまりに非道な行いを知ると破って捨てる📚
水木は龍賀一族の長女・乙米(おとめ)から、「娘の沙代が死んだ当主・時貞から、彼の子を産むために性的虐待を受けていた」と聞かされ、その悪魔のような所業に吐き気をもよおす🤮
恐ろしい現実
妖力とも言える力の相続
血の濃さ
闇深い一族の繋がり
東京へと向かおうとする水木と沙代だが・・・
ゲゲ郎は屋敷の地下にある血液製剤・Mの生産工場に連れてこられていた。
ゲゲ郎と同じ幽霊族の血を誘拐してきた人間に注入し、さらにその血を抜き取って血液製剤の原液を作っているのだった。
妻も此処に??
ゲゲ郎も他の幽霊族と同じく血が狙われる
腕も脚も無用!?
ゲゲ郎の腕が斬られそうに😳
間に合った水木が銃を撃って助ける
水木は沙代を人質に取ったフリをしたが、乙米がすぐに芝居だと見破る
沙代は母・乙米から「水木は、あなたが時貞から性的虐待を受けたと知っている」と聞かされて絶望
水木は「だから沙代に妖怪が取り憑いているのか」
水木はゲゲ郎との交流で妖怪が見えるように👻
全ての犯人は沙代😳
怒りで我を忘れた沙代は巨大な妖怪を操り、縛られている人間たちの魂を解放して乙米たちを食い殺させた。
呪術廻戦のリカちゃんに似過ぎる😱
沙代は長田に刺されて死亡。
長田も力尽きる。
壮絶なシーンであり辛い展開で、沙代は妖怪に取り憑かれていたが、一族に翻弄された被害者であるd( ̄  ̄)
水木はゲゲ郎と地下トンネルを通って巨大な穴へ出た(離れ島の中央の穴とつながっている)。
そこには・・・時弥の姿が(・・?)
しかし
時弥の魂はすでに肉体になく、宿っていたのは死んだはずの先代・時貞の魂だった。
此処からは気持ち悪い
時貞の生への執着
顔は時貞
身体は時弥
人の欲
権力
お金
性と生
変態的なまでの執着が描かれる
時貞はゲゲ郎に血桜を見せる。巨大な桜の木の下に幽霊族の人間たちを埋め、血を吸い取っているのだ。←綺麗というより濃い赤い桜
ゲゲ郎の妻は??
ひたすら探す
ゲゲ郎は痩せ細って目にたんこぶのある変わり果てた妻の姿を見る。木の根から解放して抱き締めると耳元での言葉に喜ぶ。
妻は妊娠していた🫄
これに気づいた時貞も喜ぶ
時貞は巨大な狂骨を解放。ゲゲ郎は立ち向かうが、巨大な爪で腹を貫かれ、桜の木にはりつけにされてしまう。
「相棒も諦めが悪くてな」
水木が時貞が持っていたドクロ(壺)を破壊。
狂骨は時貞の制御から解放され、時貞を飲み込んだ。(時貞は小さな玉になって永遠に苦しむことに)←暴走
桜の木の下にいた幽霊族の祖先たちの髪の毛が集まって霊毛ちゃんちゃんこになる。ゲゲ郎はちゃんちゃんこで狂骨を包んで封印した。
穴ぐらの呪いが解放される。
桜が散る
水木に妻と霊毛ちゃんちゃんこを頼む
「お主が生きる未来、この目でみとうなった」
ゲゲ郎は怨霊が日本全土に散らばることを防ぐため、自らよりしろになり、ゲゲ郎の肉体が朽ち果てていく。
水木はゲゲ郎の妻を連れて穴ぐらを脱出
姿のないゲゲ郎の妻
その間の記憶を失っている水木
その後現在の時間軸に・・・
冒頭となる今の哭倉村
目玉のおやじ
鬼太郎
最後の1体となった狂骨と対峙する
彷徨っていた時弥
『僕のことを忘れないで』
成仏され姉である沙代と手を繋いで歩いていく
記者である山田が質問する。
『この哭倉村で何があったんですか??僕が全てを書き伝えます』
目玉のオヤジが話し始める。。。
深い闇の物語が終焉しエンディングでは、水木のその後と鬼太郎誕生までが描かれていく
第6期のアニメに繋がっていく物語であり、誰もが知ってる鬼太郎の知られざる物語・・・
観たいとは思っていた作品
まさか!?
ここまでの人気になるとも思ってなく、腐女子が溢れるとも思ってなかった(・_・;
鬼太郎を知らない娘まで2回も!(◎_◎;)